Black Konflikから2020年にCDでリリースされたモスクワ・トロント両雄名スプリットがオーストラリア新興BLACK AGAINST NIGHT,ロシア Headnoise,チェコInsane Society etcらの共同リリースにより12"化!Decadeも従来のDischargeクローンから更にサウンドを飛躍させたベストオブ現行ステンチスプリット!
もはや説明不要とも言えるロシアはモスクワのFatumは、前作『Edge Of The Wild』からの路線を引き継いだパワフルでスラッシーなステンチコアを今回も披露!スラッシュメタルへの憧憬はこれまでのリリースからも度々感じましたが、どちらかというとパワーメタル的なアプローチが徐々に増えているような気がするのは気のせいでしょうか?あるいは、Debacle Pathスズキサトシによるインタビューでも当人らが語ってたように、Venomや後期Exploited影響下のメタルパンクを更に現代的にアグレッシブにしたかのような…いずれにしろ最高間違いなしな、既存曲の再録含む全4曲!
対するカナダはトロントのDecadeは、これまでのDischarge / Disclose worshipperなサウンドに諸々のギミックや変化球を加え、一筋縄ではいかないメタルエッジ・D-BEATクラストとでも表しうるような強烈な悪魔合体を遂げていてこれが実に素晴らしい!リバーヴ偏重みたいな気質やある種の様式への拘りは過去作からも執拗なほど伝わってきましたが、例えば一曲目、のっけからワウペダル全開のリフから始まるミッドテンポの曲、よく聴くとボーカルには薄っすらとモジュレーション系エフェクトが掛けられてるのが分かります。人によってはここにある種のアシッド感を見出したりもするでしょうし、それだけでも以前と比べて大冒険だと思うのですが、そこに更にエピックなツイン・リードのソロとかぶっ込んじゃってるんですよ…君たち、気は確かなのかと(笑)
勿論褒め言葉としてのそれでして、つまりは「最高」って事なんですが、突貫でバンドサウンドを変化させたようなぎこちなさが一切なくて、あたかも最初からそういう路線であったかのように自然にやってのけてしまう所もまた憎いですね!従来からのD-BEATの曲もそういった意味での捻りが加えられてて、DISCHARGE各時期のいいとこ取り+αな感じになってたりと、とにかく非の打ち所がない強烈な全7曲を展開!
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